このブログのトリセツ

司会者「では、始めましょうか。ブログは初めてなんですよね」

 

テキト「そうなんです。ブクマってなに? とか思ってまかすら」

 

 司会者「主に差別問題をメインに取り扱うんですか?」

 

テキト「一応、そのつもりです。差別問題を考えるにあたって参考になった本をテキストに、今の社会問題と絡めていこうかなって考えてます」

 

司会者「差別問題といっても、部落差別や人種差別など様々ですけど」

 

テキト「僕が読んできたのは、身体障害者に関する差別問題ですね。そこで考えたことをベースに発展させていこうかなと」

 

司会者「大丈夫ですか?『差別のトリセツ』なんて、大げさなタイトル付けて。マニュアル化できるほど、他の差別問題を知ってるんですか?」

 

テキト「いや、そもそも、トリセツなんて完成しないと思ってますよ。古い価値観による差別は解消されるでしょうけど、今まで水面下にあったものが新しい差別として問題化していくんです。あるいは、解消されたと思っていてた差別が復活したりとか」

 

司会者「じゃあ、永久にアップテートが必要だと」

 

テキト「そうなんですけど、なんか面倒臭いんですよね。扱いたい本は10冊くらいしかないんで、さっさと終らせたいんです」

 

司会者「さっき、完成しないって言ったじゃないですか。そもそも、なんで、差別問題を語ろうなんて思ったんですか?」

 

テキト「こう見えて、僕には挫折体験があるんですよ。失敗から学んだことを共有してもらえたらと。僕が目指したのは、僕が一番偉くて、あと他の連中みんな平等、って社会だったんです。けど、みんな平等ってのが実現できなくて。あいつら、ケンカが絶えなくて、それを治める政治力が足りなかったんですけどね」

 

司会者「あなたが一番偉いって前提が、そもそも無理ですよ」

 

テキト「まあ、うすうす気づいてましたけど。挫折体験っていっても、あくまでも脳内の出来事ですし」

 

司会者「実体験じゃないんですか?」

 

テキト「脳内だから良かったんですよ。傷ついたのが僕1人で済んだんですから。思い知らされたのは、完全な平等社会なんて実現不可能だってことでしたね。相対的になんとになく平均化させることは一時的に可能だと思いますけど。まあ、その話はおいおい」

 

司会者「このブログは、ずっと対談形式でやってくんですか?」

 

テキト「そのつもりです。まあ、音楽系ブログの「kenzee観光第二レジャービル」や「レジーのブログ」からのパクりですけど。対談形式って、画期的な発明ですよ。差別問題を扱った本って、難しい用語が出てきたりして生真面目になってしまうんですけど、できるだけ緩く、でたらめな部分を残したかったんです」

 

司会者「あなたのでたらめさは伝わってると思いますよ。そろそろ締めますけど、なにかメッセージはありますか?」

 

テキト「リンクの張り方が分かんなかったで、各自ググって下さい」

 

司会者「後で調べて、ちゃんと張ってくださいね。次回はなにを?」

 

テキト「中島義道『差別感情の哲学』の取扱いを説明します」